東京オリンピックで新種目として採用された「スケートボード」。
若い日本人選手たちがメダルを獲得するなど、話題となりました。
全国で人気を集めているスケートボードですが、鹿児島にその波は来ているのでしょうか。
緊急調査してきましたーー♪
スケートボードの基本情報
スケートボードは、アメリカ発祥のスポーツです。
日本の競技人口は、およそ3000人。
趣味などとしての愛好者は、40~50万人と言われています。
鹿児島にもスケボーの波到来!!
「イオンモール鹿児島」の中にある「ムラサキスポーツ」を訪ねてみました。
ムラサキスポーツ
鹿児島市東開町7 イオンモール鹿児島3F
店内には、たくさんのスケートボードが並んでいます。
その数は100種類以上。
やはり、鹿児島でもスケボーが人気なのは間違いないようです!!
去年、SNSを通じて若い世代を中心に流行。
また、密を避けられるスポーツとしても、注目されたんです。
ムラサキスポーツの去年の売り上げは、例年の3倍以上だったということです。
東京五輪で若い選手の活躍を見て、自分の子どもにも始めさせたいと、店を訪れる方も増えているそうです。
「どういったところで滑れるのか」とか、「この技はどうやるんだ」とか、スケートボードに関して色々質問されるそうです。
初心者のボード選び
まさに、今来てるスポーツ!
そこで、初心者のボード選びについて教えていただきましたよ~♪
一般的には、板に足回りと言うパーツを組み合わせる形が多いんですが、すべて合わせると値段が2~3万円ほどと、結構高額になるようです。
そこで、おすすめなのが「コンプリート」という完成品だそうです。
コンプリートセットは、およそ1万円くらいから販売されています。
板を選ぶときのポイントは、ボードの幅です。
スケートボードは「踏む」動作が多くなるので、板の幅に対して足が小さいと、すごく操作しづらくなります。
足のサイズや身長で板を選びます。
子どもや女性は、小さいサイズ。
男性は、大きいサイズがオススメだそうです。
また、スケートボードには、底が平らになった専用のシューズが必要です。
ボードにザラザラしたデッキテープというのがついていて、これに靴を引っかけてボードをコントロールするのがスケートボードの基本です。
ですから、スケートボードシューズにはボードのデッキテープにしっかり食い込みやすい素材が求められます。
そのため、シューズの多くがスエード生地となっていま す。
ということは、スケートボードは、靴とボードさえあれば始められるスポーツ。
すごく始めやすいですね!
もう、いま始めるしかないです!!
お茶の工場跡地を3カ月かけて改装し、3月27日にオープンしました。
オーナーの田中さんは、かつてスケートボードのプロを目指していました。
しかし、鹿児島には練習できる施設がなく、週末ごとに県外まで通っていました。
そこで、いつかこういう施設ができたらと、ずっと考えていたのだそうです。
一日1200円で滑り放題。
誰でも大歓迎の初心者コースもあります。
初心者が乗る時のポイント
①左足→右足の順で乗せる
②左足はクギ3つ分、右足はクギ4つ分踏む
③ボードを蹴って乗り、蹴る強さは少しずつ強くする
初心者の私でもすぐに乗れましたよ~♪
天才キッズ登場
練習中の小中学生の子ども達の中に、ひときわ目立っている男の子がいました。
上園琉生くんです。
琉生くんは、先月行われた九州大会の小学生の部で見事優勝した天才キッズなんです!!
全国大会にむけて、さらなる新技も成功!!
板を縦に一回転した後にもう一回転する技です。
この技は、九州でもできる人はいないそうです。
スケボーのプロになるのが夢の琉生くん、頑張ってくださいね!!
スケートボードに乗る時は・・・
※初心者の方は、ヘルメットやプロテクターをして、ケガの対策をしてください。
※スケートボードを公園などでする際は、管理者に確認をとった上で、ベンチを使わないなど、ルールは守りましょう。