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1月28日(木)知っておきたい!介護・フレイル予防

コロナ禍の自粛生活でシニア世代の心と体の活力低下「フレイル」が心配されています。番組ではお年寄り自ら体力づくりに励む取り組みを2回シリーズで特集します。 今回は毎日の体操に取り組む出水市のグループ、おもちゃ修理のボランティア活動を続ける鹿児島市のグループを紹介!

続けよう!介護予防・フレイル予防①~体操や趣味で心とからだの健康を~

「フレイル」とは、年をとって心身の活力などが低下した状態のことをいいます。年をとると健康な状態から、フレイルの状態になって、要介護の状態になると言われています。
フレイルの注意信号
・以前より疲れやすくなった
・外出しなくなった
・歩く速度が遅くなった
・人との交流が少なくなった
・筋力低下を感じることが多い

コロナ禍の今ですと、さらに心配になりますよね。でもこのフレイルの兆候に早く気づいて、日常生活を見直すなどすれば、進行を抑えたり、健康な状態に戻したりすることができるんです。

出水こけん塾

ソーシャルディスタンスを保って体操。筋力アップのためだけでなく住民主体の通いの場にもなっています。現在、出水市内の40以上のグループで実施しています。

こけん塾の皆さんは、去年コロナの影響で一時活動を休止したのですが、現在は、出水市の保健師さんに感染対策について相談しながら、活動しています。このような点が通いの場での感染対策には大事なんですね。

 

米ノ津東地区コミュニティ協議会スマイル体操教室

体操は、フレイル予防にも繋がります。現在、新しい試みに取り組んでいます。体操教室をインターネットで別会場に配信しているんです。別会場とのやり取りもあって楽しそうでした。こちらについては現在活動を休止していて、今後は感染状況を確認しながら再開するとのことでした。

鹿児島県フレイル予防体操

鹿児島県のホームページにあげられている、介護予防・フレイル予防のための体操動画です。
簡単ですから、外出を自粛している今、皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか?
詳しくはコチラをご覧ください。

かごしまおもちゃ病院(鹿児島市)

壊れてしまったおもちゃをボランティアで修理している「かごしまおもちゃ病院」。メンバーは60歳代が中心で約20名が月3回、日曜日に活動しています。今までに1万件以上のおもちゃを直していると言うことです。おもちゃを治すために知恵を絞ったり、手先の細かい作業をしたり、そして何より、直ったおもちゃに喜ぶ、こどもたちの笑顔がうれしいとのこと。それが皆さんの生きがいや介護予防に、繋がっているんですね。
今後の活動日については、「かごしまおもちゃ病院」のホームページでご確認ください。