
今、注目を集めている食べられるお花、エディブルフラワー。
指宿市でエディブルフラワーを栽培している、一人の女性に密着しました。
エディブルフラワーって?

食用に栽培された、食べることができる花です。

料理やスイーツに添えると華やかになることから、 近年は飲食店などで使う所が増えています。
エディブルフラワー農家・大道裕子さん

そんな注目の食材、エディブルフラワーを育てている女性が指宿市にいます。

エディブルフラワー農家として活動を始め、今年で3年目を迎えました。

ビオラだけでも10種類を超える色の豊富さ。

他にも、バラやコーンフラワー、マリーゴールドなど、1年を通して約20種類のエディブルフラワーを育てています。

カレンデュラを試食してみました。

食感はシャリシャリしていて、春菊のような味です。

(大道さん)
こちらは「ボリジ」というお花です。

甘いです♡
花によって味わいが違うのも、食べられるからこそ知れる魅力。
食卓に春を♪エディブルフラワーの楽しみ方

(大道さん)
保管は、湿らせたペーパーにお花を並べ、ふたをして密閉します。
できるだけ空気にふれさせないことが、長持ちさせるポイント。
使うときは軽く水で洗いましょう。

🌺春を呼ぶお花サラダ

🌺花のおすしケーキ

エディブルフラワーは熱に弱いので、サラダやスイーツなど、常温や冷たい料理に乗せるのがオススメです。

他にも使い方は無限大!
食卓に春を呼んでみませんか♪
🌸🌸🌸🌸🌸🌸
エディブルフラワーに魅せられて

エディブルフラワーに情熱を注ぐ大道さん。
もともとは指宿市役所に勤務していたんだそうです。

仕事で事業者や農家と接する機会があり、自分で作ったものを世の中に出すことはすごいことだなと思っていました。

そんな中、偶然に雑誌で目にしたエディブルフラワーに心を奪われたんだそうです。
勤めていた市役所を早期退職し、エディブルフラワー農家になることを決めました。

1年を通して花が出荷できるよう管理していますが、中でも一番たくさん咲く時期が3月。
今なんです。

その分、この時期は管理も大変。
出荷用に摘み取った花は、自宅に一度運びます。

パックに詰める前に、ほこりや虫がついていないか入念にチェック。
細かい作業が続きます。

丁寧な管理で育てられた大道さんのエディブルフラワーの評判は上々で、大道さんから仕入れる飲食店やホテルが指宿市や鹿児島市などで増えてきています。
エディブルフラワーを楽しめるお店

指宿市にあるレストラン、「サリュー」。
地元の食材をふんだんに使った創作料理が楽しめるお店です。

実は、大道さんの花を最初に使い始めたのが、シェフの道下さんなんです。
自分の作った花が飲食店で通用するのか、大道さんがアドバイスをもらいに来たのがきっかけでした。

以前、道下さんは県外のエディブルフラワーを使っていましたが、店に届くまでに鮮度が落ちてしまうのが悩みの種でした。
(道下さん)
すぐに持って来てもらえるところが、最大の利点です。

🌻和&フレンチレストラン サリュー
🌺指宿市湯の浜1-7-13
🌺0993-22-5828

大道さんのエディブルフラワーをほぼ毎週取り寄せ、コース料理に使っています。

🌹Mille coffee
🌻センテラス天文館1階
🌻070-4578-1388
🌻午前10時~午後8時

パフェやケーキなどにエディブルフラワーが使われています🌺

🌺MICHI-FARM
🌼090-7292-3634