「2030年に大量廃棄時代が来る」太陽光パネルを4つの素材に分解するリサイクル工場の挑戦
2026年8月20日(木) 15:20
重量の7割を占めるガラスの「行き場」が課題

粉状のガラス
課題として浮かび上がるのが、重量比でパネルの約7割を占めるガラスの処理だ。粉状になって出てくるガラスは受け入れ先がほとんどなく、活用の道が限られている。専門の中間処理施設はまだ数が少なく、処分費用が安価な埋め立てが多いのが全国的な現状でもある。
この日、工場には太陽光パネルのリサイクルを啓発する全国組織のメンバーが視察に訪れた。太陽光パネルリユース・リサイクル協会の足立義輝理事は視察後にこう語った。「太陽電池の中には銅やアルミなどの資源が入っているので、この資源をしっかり使う、海外から買ったものを日本で使う、こういうことをすれば大量廃棄時代に向けて、明るいものになるかもしれない」。
廃棄物として埋め立てるのではなく、国内資源として循環させる。その考え方が広がれば、迫りくる大量廃棄時代は新たな局面を迎えるかもしれない。鹿屋市の工場での試行錯誤は、日本全体が向き合うべき問いを静かに投げかけている。


















































































































