第39回　世界中の人々の心に響け！薩摩川内おどり太鼓

世界中の人々の心に響け！薩摩川内おどり太鼓

今回、未来への思いを綴るのは、「薩摩川内おどり太鼓」のみなさんです。

1983年創立。
国内外の祭事やイベントに参加しています。

この日は、メンバー全員揃って練習です。
集大成となる記念公演は、数日後。
リーダーの指導にも熱が入ります。

リーダー・有馬奈々さん

「太鼓と踊りが融合した、他になかなか無い和太鼓チームです。」

「音楽だけど、目でも楽しめるっていうのが、おどり太鼓の魅力だと思います。」

和太鼓の迫力とメンバーの躍動感が評判を呼び、
これまでに3回パリの舞台にも立っています。

そこで、国境を越えた出会いがありました。

フランス人のシルバンさんです。

シルバン・ルクレールさん

「薩摩川内おどり太鼓を最初に見た時、言葉にならないくらいに感動した。」
 

「自分も音楽家だと伝えて、定期的にコラボするようになって、私の生活が変わった。」

 

「自分たちの演奏が、海外の人の心を動かした。」

シルバンさんとの出会いは、大きな自信につながりました。

 

武岡台高校2年・中山未央さん

「大好きな太鼓を通して、日本の素晴らしい文化を世界中の皆さんに知ってもらえたらなぁと思ってがんばっています。」
 

リーダー・有馬奈々さん

「初めて会った人とも楽しく交流できるのが、音楽の魅力。
薩摩川内の発展のために活動していきたい。」
 

小さな町で産声をあげた太鼓の鼓動は、明るい未来への原動力となって、世界中に響き渡ることでしょう。