身も心も町もきれいに! 蔵ランニングクラブ
颯爽とランニングをしている人たち。
手にはゴミ袋が。-
ゴミを拾っては走る。
走っては、ゴミを拾う。
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この活動の目的とは・・・。
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今回、未来への思いを綴るのは、
いちき串木野市で活動している
「蔵(くら)ランニングクラブ」のみなさんです。
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もともとは、走るときの姿勢や走り方のコツを学ぶ場として発足しました。
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しかし現在では、ある活動が目的となってきました。
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(蔵ランニングクラブ 代表 船蔵亨太さん)
「プロギング」しています。
走りながらゴミ拾いをします。
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走っているコースでゴミが目立つなぁと思って、走りながら町を綺麗にしたくて始めました。
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「ジョギング」とゴミ拾いを掛け合わせた「プロギング」は、スウェーデン語のplocka upp(拾う)と英語のjogginng(走る)を合わせてできた造語です。
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「蔵ランニングクラブ」では、
月に1度、10キロほどプロギングを行っています。
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活動を通して、思いがけず嬉しい効果が生まれました。
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(蔵ランニングクラブ 代表 船蔵亨太さん)
子どもたちが、ゴミを拾う姿を見て、「カッコいい」と言ってくれて嬉しかったし、真似をしてゴミを拾う子もいたりして。
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(蔵ランニングクラブ 下茂明子さん)
自分たちの活動を知ってくれた周りの人の中には、ポイ捨てを止めたり、ゴミを拾ったりしてくれる人もいる。
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そして、拾ったゴミは、活動に賛同したいちき串木野市が受け入れを申し出てくれました。
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(蔵ランニングクラブ 代表 船蔵亨太さん)
走れなくてもいいので、子どもたちや高齢の方など誰でも参加できる、市主催のプロギング大会とかあったら面白いと思う。
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走って健康に。
拾って町をきれいに。
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人にも町にも優しいこの取り組みは、未来を担う子どもたちの道しるべとなっています。
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「蔵ランニングクラブ」が綴る未来への思いは・・・
体を鍛えながら
きれいな街を未来に残すぞ!
OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について