明治時代から続く伝統の相撲大会を守り伝える 伊﨑田相撲実行委員会と参加者のみなさん
「はっけよい!」
「ノコッタ ノコッタ ノコッタ ノコッター」
まわしを身にまとい、相撲をとる子どもたち。
実はこちら、今年で何と 116 回を数える伝統行事なんです。
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今回、未来への思いを綴るのは「伊﨑田相撲実行委員会と参加者」 の皆さん。
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志布志市有明町の伊﨑田小学校にある相撲場で、毎年 10 月に行われている「伊﨑田相撲」。
小学生から中学生、大人まで参加する、地域の一大行事です。 -
伊﨑田相撲実行委員会 会長 桑迫 悟 さん
「校区の融和と親睦を図るということと、 家内安全・五穀豊穣を願っている訳なんですけど。」 -
明治 41 年、住民の結束を図るために始まった相撲大会。
元々は、地域の声援を背に戦う、地区対抗戦でした。
しかし、過疎化と選手の高齢化が進み、今は、地域の人々が年に一度、相撲を楽しむ場となっています。 -
相撲をとった小学生
「足を上にやったり、紐をつかんだりしたりしたのが、楽しかった。」 -
相撲をとった小学生
「強い人もいたけど、勝ててうれしかったです。」 -
「伊﨑田相撲」は、消防団や自治会、学校など、地域コミュニティのメンバーが実行委員です。
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今年は、コロナ禍で自粛していた炊き出しも復活!
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さらに、新たな試みとして、中学生が大会運営に参加。
進行役を務めました。 -
伊﨑田中学校 校長 福永 洋治さん
「 気づき、考え、行動する、と子どもたちに言っているんですけど、中学生として何かできないかなあというのを言ってまして、運営の方へ携わる形になりました。」
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観戦に来た地元の人
「毎年、見に来ています。 地域一体で継承しようという、努力ですよね。 ずっと続けて貰いたいです。未来永劫!」
OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について