山車(やま)の組み立てを通して祭りの伝統を守る 市来湊祇園祭実行委員会
(メンバー)
2階って書いてある。
(市来湊祇園祭実行委員会代表幹事 石原浩一さん)
これは2階だ。
これは違う。-
この町では、もうすぐお祭り。
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シンボルとなる山車(やま)を、みんなで作りあげます。
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今回、未来への思いを綴るのは、「市来湊(みなと)祇園祭実行委員会」と、地域の皆さんです。
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いちき串木野市にある、八坂神社。
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200年以上も続いているという、「市来湊祇園祭」の舞台です。
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太鼓や三味線で囃したてながら山車が練り進む姿は、まさに圧巻。
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祭りが近づき、実行委員会も気合いが入ります。
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(市来湊祇園祭実行委員会代表幹事 石原浩一さん)
やっぱり夏の一大イベントであって、うちの集落の一番の楽しみです。
コレがね。 -
祭りのシンボル「山車」は、みんなで作ります。
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主役の子どもたちも、しっかりお手伝い。
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(市来小6年・児島翔瑛さん)
やっぱり自分たちが乗る山車なので、それは自分できれいにしたいなと思って。 -
中には、初めて参加する人の姿も。
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(参加者)
自分の子どもにも、将来的には受け継いでもらえるような町づくりをしていきたいですね。
マニュアルもないのに、皆さんよく覚えて組んでらっしゃるなと思って、感心しているところです。 -
それもそのはず!
代々お祭りが続けてこられたのには、こんな仕掛けがあるんです。 -
(市来湊祇園祭実行委員会代表幹事 石原浩一さん)
一回作ったら、壊す。また作る。
この繰り返しをしないと、継承ができないですよね。
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(市来湊祇園祭実行委員会代表幹事 石原浩一さん)
こういう時でないと、地域の人が集えないんですよ。
そういったすごく良い機会なので、祇園祭りが。
だから楽しみですね。 -
伝統を未来に繋げる大事なお祭りは、今週土曜日に開催です。
OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について