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第81回「ふるさとの景色や環境を残したい 八重地区棚田保全委員会」

  • 八重地区棚田保全委員会の未来ノート

  • ふるさとの景色や環境を残したい 八重地区棚田保全委員会

    田植えの季節。

  • 慣れない田んぼに戸惑う、子どもや大人の姿がありました。

  • でも、みなさん楽しそうですね。

  • (参加した子ども)
    やったぁ~。

  • 今回、未来への思いをつづるのは、「八重地区棚田保全委員会」の皆さん。

  • 鹿児島市郡山町にある甲突池。
     

  • 市の中心部を流れる、甲突川の源流です。

  • この池の周辺にあるのが、八重の棚田。

  • 去年、農林水産省の「つなぐ棚田遺産」にも認定されました。

  • 晴れた日には、桜島や錦江湾も望める「絶景」も、評価のポイントです。

  • そんな「八重の棚田」も担い手不足の問題が…。

  • なんとかしてふるさとの景色を未来へ残そうと、委員会の皆さんは日々奮闘しています。

  • (八重地区棚田保全委員会会長・有川晴彦さん)
    この風景を残していきたいという、思いはそこだけなんですよね。

  • 「多くの人たちに、ここの魅力を知ってもらおう!」
    そんな思いで、16年前からオーナー制度を始めました。

  • 一般の人たちに農業体験をしてもらいながら、棚田を保全していくのです。

  • 秋になると、自分たちで作ったお米を収穫するんですよ。
    やりがいがありますね。

  • (メンバー)
    一ヵ所に植えるのは、3本から5本ですよ。
    10本も20本も植えたらだめですよ~。
     

  • (参加した子ども)
    楽しかった。

  • (参加した子ども)
    楽しかったです。これはカニです。あっちの方にいました。

  • (八重地区棚田保全委員会会長・有川晴彦さん)
    思い出になってまた来てほしい。

  • ふるさとの景色や環境をこの先もずっと残したい。
     

  • その思いは、みんなで植えた稲のようにすくすくと育ち、実を結ぶことでしょう。