八重地区棚田保全委員会の未来ノート
ふるさとの景色や環境を残したい 八重地区棚田保全委員会
田植えの季節。
慣れない田んぼに戸惑う、子どもや大人の姿がありました。
でも、みなさん楽しそうですね。
(参加した子ども)
やったぁ~。
今回、未来への思いをつづるのは、「八重地区棚田保全委員会」の皆さん。
鹿児島市郡山町にある甲突池。
市の中心部を流れる、甲突川の源流です。
この池の周辺にあるのが、八重の棚田。
去年、農林水産省の「つなぐ棚田遺産」にも認定されました。
晴れた日には、桜島や錦江湾も望める「絶景」も、評価のポイントです。
そんな「八重の棚田」も担い手不足の問題が…。
なんとかしてふるさとの景色を未来へ残そうと、委員会の皆さんは日々奮闘しています。
(八重地区棚田保全委員会会長・有川晴彦さん)
この風景を残していきたいという、思いはそこだけなんですよね。
「多くの人たちに、ここの魅力を知ってもらおう!」
そんな思いで、16年前からオーナー制度を始めました。
一般の人たちに農業体験をしてもらいながら、棚田を保全していくのです。
秋になると、自分たちで作ったお米を収穫するんですよ。
やりがいがありますね。
(メンバー)
一ヵ所に植えるのは、3本から5本ですよ。
10本も20本も植えたらだめですよ~。
(参加した子ども)
楽しかった。
(参加した子ども)
楽しかったです。これはカニです。あっちの方にいました。
(八重地区棚田保全委員会会長・有川晴彦さん)
思い出になってまた来てほしい。
ふるさとの景色や環境をこの先もずっと残したい。
その思いは、みんなで植えた稲のようにすくすくと育ち、実を結ぶことでしょう。
OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
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