NPO法人 犬猫と共生できる社会をめざす会 鹿児島の未来ノート
動物たちと人の幸せをつなぐ活動 NPO法人 犬猫と共生できる社会をめざす会 鹿児島
つぶらな瞳をした猫たち。
かわいいですね。
実は、この子たちは、保護猫。
新しい家族が現れるのを、ずっと待っているんです。
今回、未来への思いを綴るのは、「NPO法人 犬猫と共生できる社会をめざす会 鹿児島」の皆さんです。
この日行われていたのは、保護された猫の譲渡会。
メンバーたちが定期的に開いている、猫たちと飼い主の出会いの場です。
この活動がスタートしたのは、24年前。
これまで新しい家族に出会えた猫や犬は、5000匹を超えました。
こうした活動を続けるのには、理由がありました。
(NPO法人 犬猫と共生できる社会をめざす会 鹿児島 代表・杉木和子さん)
まず、殺処分ということにならないように。
そういう社会は、本当に私たちも苦しいので。
設立のきっかけは、殺処分を防ぎたいということ。譲渡会の他に展開しているのが、「TNR活動」です。
Trap=トラップ「猫を捕獲」
Neuter=ニューター「不妊去勢手術を行う」
そして、Return=リターン「地域の元の場所に戻す」取り組みのこと。鹿児島市が費用を一部助成するなど、会と行政が連携した結果、2年連続で市内での殺処分はゼロに。
譲渡会には、新しい家族との出会いを求めていろんな人が訪れます。
(譲渡会に訪れた男性)
持ち方がよくわかんない。
でもやっぱ、カワイイですね。そして、運命的な出会いも。
赤いリボンがよく似合うこの子。
この日から、新しい家族と暮らす事になったんですよ。
(NPO法人 犬猫と共生できる社会をめざす会 鹿児島 代表・杉木和子さん)
引き取った猫だけじゃなくて、迎え入れたご家族が「この猫がいるお陰で、みんなが幸せです。」と言って下さるのが、自分たちの一番のご褒美。
そういう風に感じます。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
