NPO 法人 くすの木自然館の未来ノート
自然体験で環境の大切さを伝える NPO 法人 くすの木自然館
(園児)
これ入れるー。
(メンバー)
入れる、入れる。
見つけたの入れて行こう。(園児)
冷た!気持ち良いー。姶良市の重富海岸。
潮が引いて現れた、「干潟」です。
そこには、小さな海の生き物がいっぱい。
子供たちは、夢中で捕まえています。
今回、未来への思いをつづるのは、NPO 法人 くすの木自然館の皆さん。
鹿児島の自然の面白さや豊かさを、”よりよいカタチで” 未来まで残すことを目的に設立された、「くすの木自然館」。
エコツアーや自然体験活動を通じて、子供たちに環境を守る事の大切さを伝えています。
錦江湾最大の干潟・重富海岸での生き物観察ツアーも、活動のひとつです。
(メンバー・樋之口蓉子さん)
干潟というのは、小さな生き物たちが沢山いまして、その生き物たちが海や川の汚れを食べて海の豊かさを支えているという事を、まずは生き物を観察するところから感じでもらえたら嬉しいなあと思います。この日、干潟を訪れたのは、地元の保育園の園児たち。
(園児)
ヤドカリかなーこれ?
(メンバー・樋之口蓉子さん)
どう思う?足が見える?
(園児)
かおり先生いたよー。ほら!
(先生)
おー!ゲットー。干潟は、貝類や魚類が生息する生物の宝庫。
観察するには、うってつけの場所なんです。(建昌保育園・竹迫美裕園長)
生き物がいて、子供たちが喜ぶんですよね。
いろんなことを教えて下さるし、すごく有難いなあと。
(メンバー・樋之口蓉子さん)
これなんだ?
(園児たち)
エビー!(メンバー・樋之口蓉子さん)
これは、二ホンスナモグリという、 一生泥の中で暮らす生き物です。
(メンバー・樋之口蓉子さん)
自然の中で過ごすことを楽しいと感じて貰って、その生き物たちが暮らすにはどういう環境が必要なのかということを、知って貰いたいと思います。砂の中のバクテリアやプランクトン、それを求めてやってくるたくさんの生き物たち。
そんな自然のサイクルを、子供たちは遊びながら学んでいるんですね。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
