川内川に鯉のぼりを上げる会の未来ノート
子どもたちの無限の夢を大空に 川内川に鯉のぼりを上げる会
この日、薩摩川内市の竹林に、メンバーの姿がありました。
「こいのぼり」用の竿を切り出しているんですね。
険しい山あいに生えた大きな竹を、慣れた手つきで運んでいきます。
川内川沿いに、大量の鯉のぼりが泳ぐようになって23年。
そこにはこんなきっかけが。(川内川に鯉のぼりを上げる会・貴島浩一会長)
保育園で上がってるのを見てですね。
川内川に上がれば、みんな見に来るんでしょうけどね、って。子供たちに喜んでもらおうと、始めた鯉のぼり。
この活動に賛同する仲間も増えました。
そして、見てください!
竿を立てる為の穴です。メンバーたちの活動を応援しようと、国土交通省が川の整備工事に合わせて作ったんです。
これは便利!
おや?
やってきたのは、さとのもり保育園の皆さん。大空に舞う「こいのぼり」に大喜びです。
(参加した子どもたち)
楽しかったね。
うん。子どもたちの健やかな成長を願う「こいのぼり」が、今年も川内川に帰ってきました。
(川内川に鯉のぼりを上げる会・貴島浩一会長)
竹を切ったり、私なんか年を取ってできなくなってきたんだけど、若い人たちが入ってきてくれて、跡をついてくれるんじゃないかなと思っている。(川内川に鯉のぼりを上げる会・大久保佳太実行委員長)
自分が小学校のころからやっているので、これは維持していきたいなとは思ってますね。自分たちの成長を見守ってくれた川内川の「こいのぼり」。
次の世代の未来に向けて、空高く舞いあがります。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
