蒲生郷太鼓(てこ)坊主の未来ノート
和太鼓でふるさとを盛り上げ 未来へ引き継ぐ 蒲生郷太鼓坊主
正確に刻まれるリズム
お腹にズンとくる重い響き
勇ましい和太鼓は迫力満点です。
今回、未来への思いをつづるのは
「蒲生郷(かもうごう)太鼓(てこ)坊主」の皆さん。
蒲生の青年団を中心に結成されたのは、36年前。
これまで、地元や県内各地のお祭りはもちろん、海外公演も成功させてきました。
結成のきっかけは、地元で開催されたプロの和太鼓公演に感銘を受けたこと。
自分たちも太鼓でふるさとを盛り上げ、引き継いでいきたい!
そんな一心で活動を始めました。
内村 秀喜(ひでき)さん。
発足当時から長年在籍しているメンバーです。
(会主 内村秀喜さん)
その頃は地域のお祭りとか、ひとつのものにみんなで一生懸命になるというのがなかなかなかったものですから、やり始めたのがきっかけですね。
「地域の未来のために」
その意志は代々引き継がれ、今は20代、30代の若手が活動の中心にいます。
夜間練習は週3回。
コロナ禍で公演が出来ない間は、地元の福祉施設へ慰問に訪れ、地域を元気づけてきました。
(民俗芸人 内村竜大さん)
いま祭りってのが少なくなっている中で、大の大人が熱中して何かをして、元気を届けられたらなと思います。
この思いを更に次の世代へ伝えようと、子どもたちへの指導にも当たっています。
この活動が実を結び、大人になっても太鼓を続けようと地元に残る人が増えてきたんです。
(蒲生郷太鼓坊主のメンバー)
先輩たちに憧れて始めたので、
追い付くために頑張るみたいな感じですね。
和太鼓に魅了され、この町に移住した人も。
(民俗芸人 内村竜大さん)
太鼓坊主があるから姶良市が盛り上がってるよねと言われるくらい、もっともっと活動の輪を広げていきたいと思います。
メンバーの夢と未来をリズムに乗せて、今日も町じゅうに勇壮な音色が響きます。
OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について












