新城ふるさと先生グループ(垂水市)の未来ノート
地域の体験を次世代に引き継ぐ 新城ふるさと先生グループ(垂水市)
秋の日差しに頭を垂れる稲穂。
稲刈りの季節です。
この地区では、子供たちが稲刈りをするのが恒例なんです。
これには、大人たちのある思いがありました。
今回、未来への思いをつづるのは、
「新城(しんじょう)ふるさと先生グループ」の皆さんです。
(ふるさと先生)
もうちょっと下から切った方がいいよ。
垂水市、新城(しんじょう)小学校の子供たち。
稲刈りを教えているのは、この地区の先輩「ふるさと先生」です。
地域に根差した体験をすることで、郷土に誇りをもってほしいと願っているんです。
(ふるさと先生 安藤章さん)
子どもは地域の宝。
これからを担う子供たちが立派に成長するように、いろんな授業を展開してきています。
季節ごとに旬の野菜を育てたり、郷土料理を一緒に作ったり。
60人程いる「ふるさと先生」は、それぞれが得意なことを子供たちに教えてきました。
もう30年も続いているんです。
(垂水市立新城小学校校長 久木田昌之さん)
郷土愛を育むためには、地域の人、物、事というのがまず大事。
(垂水市立新城小学校校長 久木田昌之さん)
ふるさと先生の取り組みは、新城を愛する心につながっていくと思っています。
新城をまた引き継いでくれたら良いと思います。
こうした経験を積んだ子供たちが、大きくなってグループの行事に参加するなど、「ふるさと先生」が描いた未来はしっかり形になっています。
自分たちで植えて収穫したお米を使って、次は餅つき大会です!
OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について












