青松塾の未来ノート
学生と子どもたち お互いの未来へ いちき串木野市 青松塾
子どもたちが「青松五訓」を斉唱します。
(子どもたち)
一つ、親や兄弟を大切にする人になります
(子どもたち)
一つ、地域のために役立つ人になります
今回、未来への思いをつづるのは、
いちき串木野市の「青松塾(せいしょうじゅく)」の皆さん。
「青松塾」は、学校週5日制で休みになった土曜日を有効に過ごしてもらおうと、いちき串木野市が始めたもので、もう18年になります。
会場の公民館には児童が集まり、 グループ学習が行われていました。
子どもたちを指導しているのは、大学生。
全員、鹿児島大学教育学部の学生で、ボランティアです。
(いちき串木野市教育委員会 溝上秀人さん)
先生となる目標がありますので、その目標に向って経験を重ねるという意味で 活躍してもらってます。
この日は、子供たちが自分で選んだ課題に挑戦していました。
算数に取り組んでいますねー。
(講師の学生)
うわっ!完璧じゃん。
(串木野小学校4年 野元堀希伊さん)
分かりやすくて楽しいです。
(鹿児島大学教育学部4年 石原美優さん)
子どもたちと実際にふれあう機会って自分から持てるわけじゃないので、とても貴重な機会です。
「青松塾」は年齢の違う子どもたちが、工作など、様々な体験学習を共にします。
「年上が年下の面倒をみる」
そこには、薩摩藩の「郷中教育」の理念がありました。
(串木野小学校4年 上野愛夏さん)
年上の人や年下の人と沢山しゃべって、 楽しいです。
(鹿児島大学教育学部4年 木谷帆南美さん)
違う学年だからこそ色々教え合えることもあるのかなあと。
いいなあと思ってます。
子供たちの未来のために講師を務める学生たち。
勉強を教えてもらう子供たち。
青松塾では、お互いの未来を照らし合っているんですね。
OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について












