NPO法人わくわくプロジェクトの未来ノート
みんなが楽しめる場所を未来に残す NPO法人わくわくプロジェクト
広場で熱唱するメンバー。
今回 未来への思いを綴るのは、
「NPO法人わくわくプロジェクト」の皆さんです。南九州市頴娃町にある「夢・風の里アグリランドえい」。
最盛期には、年間14万人以上の人が訪れていたレジャー施設です。
しかし、利用者の減少や施設の老朽化に伴い、おととし4月に閉鎖されました。
(NPO法人わくわくプロジェクト理事長・浜田浩一さん)
正直、物凄く寂しいですよ。
施設ができた当時、夢の施設ということでみんな楽しみに遊びに来ていたのに。浜田さんたちは、施設を管理する南九州市に交渉して、復活に向けて動きました。
荒れた広場の草刈りをするなど、広大な敷地はだんだんと整備され、一部開園までこぎ着けたんです。
(NPO法人わくわくプロジェクト理事長・浜田浩一さん)
地元の人にとって、ココが必要だということを訴えることが大事。
地元の人間が行動しないと説得力がなくなる。そしてまずは、地元の人たちに再びこの場所を訪れてもらおうと、小さな音楽イベントをスタートさせました。
自らも演奏し、訪れた人たちを楽しませます。
(利用者)
子連れとしては、こういう自然が豊かな場所で遊べる所を管理して頂いてありがたいです。(NPO法人わくわくプロジェクト理事・上野美幸さん)
20~30年ぶりの来園で、自分の子どもさんを連れて来ている方も凄く多いんです。
(NPO法人わくわくプロジェクト理事・上野美幸さん)
みんなが楽しめる公園として過ごせる場所になったらいいなぁって思います。一度は役目を終えた夢の場所。
未来への希望をのせたメロディーが、新たなステージの幕明けを告げています。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
