休耕田を活用し農業体験と町おこし 高隈地区コミュニティ協議会
楽しそうにバレーボールをプレーしている皆さん。
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コートは、なんと田んぼ!
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様々な年代の人が泥だらけになりながら、ボールをつないでいきます。
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この大会を始めたのには、地域の皆さんのある思いがありました。
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今回、未来への思いをつづるのは「高隈地区コミュニティ協議会」の皆さん。
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大会2日前。
会場となる鹿屋市高隈地区の田んぼには、コートづくりに励むメンバーの姿がありました。 -
今回が2回目となるこの大会、ネット用の支柱に地元の竹を使うなど、すべて手作りで準備してきました。
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(会長 浜田保さん)
今年は割と楽なんですよ。
去年は、コート作りに悪戦苦闘やったですよ。 -
この地域の問題のひとつが、使われなくなった田んぼ。
後継者不足から、その数は増えるばかりです。 -
そこで、8年前から、メンバーと地元の子どもたちがこの田んぼを利用して、稲を育てる事にしました。
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そして、田んぼをより楽しい場所にしようと、田植え前のこの時期に「どろんこソフトバレーボール大会」をスタートさせたのです。
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地域の住民が参加し、応援団も大勢かけつけます。
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一番喜んでいるのは、子どもたちのようですね。
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(会長 浜田保さん)
子どもたちと大人の交流の場とか 、高隈の自然に触れ合うといった趣旨の元で作り上げたんですよね。 -
およそ1300人が住む高隈地区。
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このような取り組みを続けることで、世代を超えた住人同士のつながりが、より強くなっているようです。
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(参加した子ども)
楽しかったです。 -
(参加した住民)
知らない人とも、やいやい言いながら出来るのが楽しい。
ただ、あしたは筋肉痛です。 -
将来は、他の地域からの参加者とも交流しながら、高隈を代表する大会にしたい!
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そんな未来に向けて、挑戦は始まったばかりです。
OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について