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第124回「休耕田を活用し農業体験と町おこし 高隈地区コミュニティ協議会」

  • 高隈地区コミュニティ協議の未来ノート

  • 休耕田を活用し農業体験と町おこし 高隈地区コミュニティ協議会

    楽しそうにバレーボールをプレーしている皆さん。

  • コートは、なんと田んぼ!

  • 様々な年代の人が泥だらけになりながら、ボールをつないでいきます。

  • この大会を始めたのには、地域の皆さんのある思いがありました。

  • 今回、未来への思いをつづるのは「高隈地区コミュニティ協議会」の皆さん。

  • 大会2日前。
    会場となる鹿屋市高隈地区の田んぼには、コートづくりに励むメンバーの姿がありました。

  • 今回が2回目となるこの大会、ネット用の支柱に地元の竹を使うなど、すべて手作りで準備してきました。

  • (会長 浜田保さん)
    今年は割と楽なんですよ。
    去年は、コート作りに悪戦苦闘やったですよ。

  • この地域の問題のひとつが、使われなくなった田んぼ。
    後継者不足から、その数は増えるばかりです。

  • そこで、8年前から、メンバーと地元の子どもたちがこの田んぼを利用して、稲を育てる事にしました。

  • そして、田んぼをより楽しい場所にしようと、田植え前のこの時期に「どろんこソフトバレーボール大会」をスタートさせたのです。

  • 地域の住民が参加し、応援団も大勢かけつけます。

  • 一番喜んでいるのは、子どもたちのようですね。

  • (会長 浜田保さん)
    子どもたちと大人の交流の場とか 、高隈の自然に触れ合うといった趣旨の元で作り上げたんですよね。

  • およそ1300人が住む高隈地区。

  • このような取り組みを続けることで、世代を超えた住人同士のつながりが、より強くなっているようです。

  • (参加した子ども)
    楽しかったです。

  • (参加した住民)
    知らない人とも、やいやい言いながら出来るのが楽しい。
    ただ、あしたは筋肉痛です。

  • 将来は、他の地域からの参加者とも交流しながら、高隈を代表する大会にしたい!
     

  • そんな未来に向けて、挑戦は始まったばかりです。