料理と実験で食育活動 栄縁(えいえん)
(参加者)
せーの!-
おいしそうな「ふくれ菓子」の出来上がり。
鹿児島を代表する郷土菓子ですね。 -
でも、これって、どうやって膨らむのかご存知ですか?
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今回、未来への思いを綴るのは、管理栄養士のコミュニティー「栄縁(えいえん)」のみなさん。
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「食」と「栄養」を通して「縁」が結ばれるとの思いで名付けられた「栄縁」。
料理教室や講座を開いて、食育活動に取り組んでいます。 -
この日は、親子を対象にした料理教室。
作るのは、ふくれ菓子です。 -
原材料の黒糖や薄力粉、重曹などを混ぜ合わせ、型に流し込んで蒸し器に。
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あとは、完成を待つだけ・・・なのですが、ここからがこの教室の最大のポイント。
ふくれ菓子が、なぜふくれるのか、 そのメカニズムを実験で紹介するんです。 -
(代表・大賀早希さん)
食に興味をまず持ってもらうという所なんですけども、そのとりかかり方としてですね、実験を通して、驚きと楽しみも伝えたいと思いまして。 -
ふくれ菓子が膨らむのは、重曹とクエン酸による化学反応。
それをこんな実験で説明するんです。 -
(講師・濱田加絵さん)
重曹が入ったお水に、クエン酸を溶かしたやつを入れて、 風船を膨らませてみようと思います。 -
重曹とクエン酸の化学反応で炭酸ガスが発生します。
すると・・・。 -
(参加した親子)
おー! -
実験を通して、ふくれ菓子が膨らむ仕組みを学んだ親子。
手作りしたその味わいは? -
(参加した母親)
凄いふわふわしてるよね。 -
(参加した子ども)
実験してみたりするところが楽しかった。 -
(参加した子ども)
もっと調べて、授業とかにも活かしたいです。 -
(代表・大賀早希さん)
食って、自分も他人もすごく幸せに出来るモノだと思うんで、未来のお子さん達が、明るい夢を描く一助になればと思っております。
OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について