鹿児島地区漁業士会×いお・かごしま魚食普及拡大推進協議会の未来ノート
錦江湾の環境保全と魚の食育活動に取り組む 鹿児島地区漁業士会×いお・かごしま魚食普及拡大推進協議会
うわースゴイじゃん。
持てたねー。お魚に目を輝かせ、興奮気味のこどもたち。
実は、こちら「食育活動」の一コマなんです。
今回、未来への思いを綴るのは、鹿児島地区漁業士会と、いお・かごしま魚食普及拡大推進協議会の皆さん。
これらの2つのグループは、共に錦江湾の環境保全と、魚の食育活動に取り組んでいます。
その一環として、毎年、鹿児島市の保育園を訪ねては、子どもたちに向けて、お魚の魅力を伝えているんです。
活動を続けているのには、こんな理由がありました。
(鹿児島地区漁業士会・会長 横山裕幸さん)
鹿児島県の水揚げ量は、全国ランキング16位前後。
それに対して、消費量が45位前後。
毎年行き来しているので、 どうにかしないといけないなあと思って。鹿児島のお魚をもっと食べてほしい!
そんな思いから、5年前に始まったこの活動。子どもたちや保護者にお魚の話をしたり、3枚おろしの実演やキビナゴの手さばき体験をするなど、魚を身近に感じてもらうプログラムです。
(指導者)
そう 出来た! やったじゃんかー。(園児)
やったー。(鹿児島地区漁業士会・会長 横山裕幸さん)
この子たちが大人になって、昔みたいに家で魚をさばくような環境が戻ってきたらなあと、思っています。「海のごちそうをいただこう」がテーマのこの活動。
最後は、みんなでお魚料理をいただきます。
(園児)
魚をもっと食べていきたいです。(園児)
楽しかったです。
魚をいっぱい守っていきたいです。未来の食文化を担う子どもたちに、お魚の魅力はしっかり伝わっているようですね。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
