古民家カフェちょこっとの未来ノート
農業と福祉の連携で地域の交流拠点に 古民家カフェちょこっと
おいしそうなお料理!
チキン南蛮定食ですね。
この日もお店は、たくさんのお客さんで賑わいます。
地域の人たちが集まるのには、こんなワケがありました。
今回、未来への思いを綴るのは、「古民家カフェちょこっと」の皆さんです。
薩摩川内市にあるこのカフェ、去年9月、古民家をリノベーションしてオープンしました。
運営しているのは、障害がある人たちの就労継続支援事業所。
みんな、スタッフとして働いているんですよ。
お料理を運んだり、接客したりと、大忙しです。
(管理者・田原千穂子さん)
色んな事を、それぞれが「ちょこっとずつ」がんばってやればいい、っていう考えで、「ちょこっと」っていうことになりました。
(スタッフ)
美味しかったよ!って、言って帰って下さる。
そういう挨拶ができる繰り返しが、とても楽しいです。
メニューのお野菜は、スタッフが育てたもの。
それが、地域の問題解決にもつながりました。
(代表・本村修さん)
高齢で畑を作れなくなったから、使ってほしいとお客さんに言われて。
耕作放棄地の状態から、みんなで草刈りをして、耕して畑にした。
自家製野菜が食べられるとあって、たちまち人気店に。
スタッフたちの明るい接客も、評判です。
(お客さん)
施設利用者が働いているのを、よく見ているので。
(お客さん)
取り組みは、良いことだと思う。
(お客さん)
積極的に来たい。
できるところから「ちょこっと」。
やさしい未来があふれるカフェは、きょうもお客さんでいっぱいです。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
