吉野兵六狂言同好会の未来ノート
地元の民話を伝え続けたい 吉野兵六狂言同好会
今回、未来への思いをつづるのは「吉野兵六狂言同好会」のみなさん。
鹿児島に伝わる民話「大石兵六夢物語」。
あの、お菓子のパッケージにもなっている大石兵六のことです。物語の舞台は鹿児島市吉野。
あまり知られていないことが、結成のきっかけでした。代表 永山 惠子さん
「吉野の話なので、本家本元に何もない。『なぜ?』みたいなところもあって。」そこで、京都の有名な狂言師に脚本と指導を依頼。
こうして10年前にうまれたのが、新作狂言「吉野兵六どん」です。
同好会を引っ張る若きリーダー東畑 光南さん。
高校3年生ながら、狂言歴は9年です。子どものころ参加した狂言が、すっかりライフワークになりました。
吉野を舞台に古くから伝わる民話。
そして、それを伝えるために新しく生まれた伝統。今後も地域の後輩へと受け継がれていくんですね。
東畑 光南さん
「僕がおじいちゃんになっても、この活動があること。それを目標にしています。」

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
