霧島ふるさと命の森をつくる会の未来ノート
植林で自然な森への再生 霧島ふるさと命の森をつくる会
今回、未来への思いをつづるのは「霧島ふるさと命の森をつくる会」のみなさん。
霧島市で開かれた、みんなで命の森をつくるイベント。
川畑さんたちは長い年月をかけて、この山に木を植える取り組みを続けています。
理事長 川畑 巧さん
「きょうは九州電力さんとパートナーシップでお手伝いをもらっています。」この日参加したのは、霧島市立安良小学校の児童など、ボランティアのみなさんです。
植えているのは、シイやカシなど51種類650本。
あえて密になるよう植えていきます。理事長 川畑 巧さん
「木を密植・混植することによって、競争して大きくなっていく。」竹で荒れていたこの場所を森にもどすため、植樹を始めたのは10年前のこと。
これが植樹して1年。
そして2年。
川畑さんたちの努力がみえますね。道路の向こう側は10年前に植樹したもの。
その土地に適した木を密集して植えることで、より早く自然の森に戻っていくのだとか。
理事長 川畑 巧さん
「縄文以降、木を切ってきた文化じゃないですか。私らは木を植える文化に転換して、人も含めて多様な社会を目指したい。」この活動が後世にも受け継がれ、参加した人たちの願いが、青々と生い茂る森に成長させることでしょう。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
