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かごんま未来ノート
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第142回「NPO法人 徳之島虹の会とシロアゴガエル・バスターズ」

  • NPO法人 徳之島虹の会とシロアゴガエル・バスターズの未来ノート

  • 世界自然遺産の島で特定外来生物の駆除活動 NPO法人 徳之島虹の会とシロアゴガエル・バスターズ

    「あごが白い!これ、シロアゴ(カエル)じゃないですか?」
    「シロアゴ(カエル)だね。 」

    シロアゴガエル。
    東南アジア原産、環境省指定の特定外来生物です。 
    去年5月、徳之島で初めて確認されました。 
     

  • 今回、未来への思いを綴るのは、 NPO法人 徳之島虹の会とシロアゴガエル・バスターズの皆さん。
    「徳之島」は、鹿児島市から南へおよそ 470 キロ、奄美群島にある世界自然遺産の島です。 
    その生態系が、今、シロアゴガエルによって脅かされているんです。 

  • そこで、自然保護活動に取り組む「徳之島虹の会」が、島内の子どもたちに呼びかけて始めたのが、シロアゴガエルの卵を駆除するプロジェクト。 
    その名も、シロアゴガエル・バスターズです。

  • 「あっ。卵がついてる!」
    泡状の塊の中には、現在、島にいる在来種の 2 倍!およそ、400 個の卵が入っています。 
    成長が早く、繁殖力が強いため、 わなを仕掛けて卵を採取、駆除しています。 

  • 理事長 政武文さん
    「世界自然遺産となったんですが、この自然環境を保全するにあたりましては、課題が発生してますよと、広く知っていただく普及啓発活動の一環として、児童・生徒たちに参加していただいてます。」

  • 参加した小学生
    「 在来種が大変なことになるから、外来種を減らしたいという思いで、やりました。」

  • 参加した保護者 
    「駆除をするのが目的なんですけど、生き物に対しての興味とか、広がってきたような気がします。」 

  • 子どもたちが参加する、シロアゴガエルの駆除活動。 
    環境を守り、自然の大切さを未来へ繋いでいきます。