方言の良さを広めて伝承 鹿児島弁劇団「げたんは」
「だいもおいやらんとなー」
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今回、未来への思いを綴るのは「鹿児島弁劇団 げたんは」のみなさん。
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この日練習していたのは、「少年ゴンザ物語」。
世界で初めてロシア語の和訳辞典をつくり、21歳の若さで亡くなった薩摩の少年・ゴンザをモデルにした舞台劇です。 -
30代から70代の劇団員は全員がボランティア。
突き動かしているのは、鹿児島弁への愛情と強い思いです。 -
会長 種子田 幸廣さん
「子供たちに(鹿児島弁を)伝承したい。若い人たちに方言のすばらしさを伝えたい。」 -
そんな思いから、小学校や幼稚園などを舞台に楽しく鹿児島弁を伝えてきました。
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しかし、活動を始めたメンバーは鹿児島弁の現状を目の当たりにします。
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会長 種子田 幸廣さん
「年々じゃなくて、もう日に日に伝承されていないのが実感としてありますね。でもそれを私たちは少しでもストップをかけたい」 -
鹿児島弁がもつ独特の響きやリズムからは、地元ならではの温かいコミュニケーションが生まれる―。そんな思いできょうも活動を続けています。
OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について