まくらざきおもちゃ病院の未来ノート
新たな命を吹き込む”感動”を未来へ まくらざきおもちゃ病院
枕崎市。
全国でも有数の港町に、子どもたちが頼りにしているグループがありました。
今回、未来への思いを綴るのは、「まくらざきおもちゃ病院」の皆さんです。
ここは、壊れたおもちゃを直してくれる、子どもたちの「駆け込み寺」。
メンバーは、全員ボランティアです。
元々、電気関係の仕事をしていたりと様々ですが、中にはこんな人も。
(メンバー・松岡五月さん)
鹿児島市のおもちゃ病院で先生に直してもらって感動して、スタッフになりたいと伝えた。
(メンバー・松岡五月さん)
私が直してもらった時の感動を、子どもにも同じ様に感動してもらえれば。
(メンバー・松岡五月さん)
それで、どうやって動くんだろう、どうやって直ったんだろうと考えてくれれば。そうなんです!
おもちゃが動く仕組みや、壊れた原因まで子どもたちに教えるのが、ここのモットー。1組の親子が訪ねてきました。
動かなくなったラジコンカーを、預けていたんです。
(院長・松岡隆次郎さん)
あちこち壊れていて、リード線が古くなっていて、電気が流れたり流れなかったりする。(利用した子ども)
おもちゃが直って、よかった。修理をこころ待ちにしていた、こちらの家族。
(院長・松岡隆次郎さん)
バッテリーが放電して、使い物にならなかったので。
(子どもの父親)
直ったね。良かった!良かった!(利用した子ども)
動くようになってすごかったです。(子どもの父親)
先生に頼めば、壊れたおもちゃも直るんだということで、子どもたちもいじってみたり、興味を持ってくれたらすごく良いと思います。壊れたおもちゃに、新たな命を吹き込むメンバーたち。
未来を担う子どもたちに、こんな思いを寄せています。
(院長・松岡隆次郎さん)
子どもたちが科学を通じて、この世の中をもっと楽しいものにしてくれたらいいと思います。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
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