薩摩川内市企業連携協議会竹バイオマス部会×川内商工高校の未来ノート
川内駅構内です。
構内には、「竹のオブジェ」が。
「総文祭」に続き、「国体」を控える中、歓迎の気持ちを込めて飾られました。
実は、ある課題の解決策でもあったんです。
今回、未来への思いをつづるのは、薩摩川内市企業連携協議会竹バイオマス部会と川内商工高校の皆さん。
薩摩川内市の竹林面積は県内一。
しかし、その9割が放置されたままの状態で、森林環境に悪影響を及ぼしています。
これは、どうにかしないと!
立ち上がったのが、竹バイオマス部会と、川内商工高校の生徒たち。
放置竹林を利用して、オブジェづくりをはじめたのです。
(川内商工高校・外山善久教諭)
地域連携・地域協働しながら、課題解決していくと。
そして、元の良さを知って貰いたいというところで。
地域の未来のため、課題解決に取り組んだ生徒たち。
自らデザインを考え、竹バイオマス部会のメンバーに技術の指導を受けながら、作り上げていきます。
(薩摩川内市企業連携協議会竹バイオマス部会・田中佑樹さん)
竹になかなか触れる機会がなかった高校生が、竹の魅力・課題などを知って頂くことで、将来、活かして頂ければなあという思いでやっています。
(商業科3年・中ノ上優李さん)
今まで知らなかった竹の魅力を知れて良かったです。(インテリア科3年・山之口志友さん)
竹はやっぱり数が多くて、それで問題になってると聞いて。
その竹を活用して、川内に貢献できたらいいなあと思い、やりました。
竹バイオマス部会の高度な加工技術と、高校生が思い思いに描いたデザインのコラボレーション。
オブジェからこぼれるやさしい明かりが、駅に降り立つ人たちを歓迎しています。
(薩摩川内市企業連携協議会竹バイオマス部会・部会長 三本釈世さん)
竹の良さをみんなで感じてもらったり、 身近に感じて使って貰えるようになれば良いかなあという風に思ってますけど。
課題解決とおもてなし。
竹のオブジェは、ふるさとの未来を明るく照らします。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
