鹿児島市立清水小学校水泳同好会・後援会の未来ノート
鹿児島市にある、清水小学校の伝統行事、「錦江湾横断遠泳」。
桜島から、対岸の磯海水浴場までの4.2キロを、泳いで渡ります。
すごいですよね。
遠泳が長年受け継がれてきた背景には、地域の人たちによる手厚いサポートがありました。
今回、未来への思いをつづるのは、「鹿児島市立清水小学校水泳同好会・後援会」の皆さん。
100年以上も前に始まった、清水小の遠泳。
今年は、4年生から6年生までの61人が参加。
5月からほぼ毎日、練習を続けてきました。
オレンジ色の帽子が6年生。
泳ぎだけでなく、後輩を引っ張っていく重要さも学んでいきます。
(清水小学校水泳同好会コーチ長・濱崎寛隆さん)
泳ぐことはもちろんですが、6年生が5年生を率いる、5年生が4年生だとか、そういったチームワークだったりとかを大事にしてもらえたら。まさに、鹿児島の郷中教育の精神ですね。
子どもたちを指導しているのは、学校の先生だけではありません。
保護者や参加経験のある卒業生など、地域みんなで伝統行事を未来に繋いでいるんです。
(後援会コーチ・下村尚子さん)
子どもが入ったのをきっかけにして来てみたら、自分もこういうことがあったんだと思い出してですね。本番当日です。
スタートから1時間46分。
子どもたちが、ゴールの磯海水浴場に次々と到着します。
全員泳ぎ切りました!
(清水小学校水泳同好会コーチ長・濱崎寛隆さん)
大人になったとき、コーチで帰ってきて貰って、この活動が続いていけば良いかなと思っています。毎日の練習を積み重ね、大海原を泳ぎ切った子どもたち。
その経験は大きな糧となり、今後、いかなる困難も乗り越えていく事でしょう。
(泳ぎ切った子どもたち)
自分の子どもにも、遠泳を絶対させます。
俺も、未来の自分の子どもにさせる!

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
