羽島南方神社太鼓踊り保存会の未来ノート
羽島南方神社太鼓踊り保存会
夜7時。
子どもたちが次々に集まってきます。
ここは… 神社。
何が始まるのでしょう?
今回、未来への思いをつづるのは、「羽島南方神社太鼓踊り保存会(はしまみなみかたじんじゃ)」の皆さん。
いちき串木野市羽島にある、南方神社。
ここで、毎年8月に奉納されるのが、太鼓踊りです。
およそ400年も続くこの踊りは、市の無形民俗文化財にも指定されている、地域にとって大事な伝統行事なんです。
本番を直前に控え、神社の境内では、子どもたちが猛練習。
もともとは、男子だけの参加という慣例があったそうですが・・・。
(総代会・松崎幹夫さん)
子どもたちが少なくなって、女の子まで入れたというのが、10年ぐらい前からですね。少し形を変えてでも、地域の伝統を未来に受け継いでもらいたいという先輩たち。
指導にも熱が入ります。
その思いは、子どもたちにしっかり届いているようです。
(鮫島虎太郎さん・高校2年)
1回見たときに、すごい良いな~と思って。
自分もこれに入って、やってみたいなと思いました。(福薗柑菜さん・中学3年)
初めて祭りで踊ります。
コロナで、できなかったりしてて、練習だけは何回かしてるみたいな。本番1カ月前から、ほぼ毎日練習。
太鼓、そして鐘のリズムを、身体で覚えます。
今年は、4年ぶりの開催。
初めて参加する人も多く、例年以上に賑わいそうです。(新村湖菜美さん)
長く存続できるように、雰囲気作りとか頑張っていきたいと思っております。夏休みに入り、ほぼ毎日練習してきた子どもたち。
400年前に思いを馳せながら勇壮に舞う「太鼓踊り」は、今月20日、本番を迎えます。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
