ともだちくらぶの未来ノート
絵本を通して子どもたちへメッセージ ともだちくらぶ
薩摩川内市の八幡(やはた)小学校。
全校児童24人の小規模校です。あさ8時15分。
4年生、5年生、6年生が教室に集まってきました。
今から何が始まるのでしょうか!?(児童)
読み聞かせがあります。
(児童)
楽しみな気持ちで待っている。(ともだちくらぶのメンバー)
おはようございます。さあこれからが、子ども達のお待ちかねの時間です。
今回、未来への思いを綴るのは、「ともだちくらぶ」の皆さんです。
週に1回の「絵本の読み聞かせ」。
これに取り組んでいるのが、元保護者らによるボランティアグループ「ともだちくらぶ」なんです。
もう20年以上も続けているんですよ。
(ともだちくらぶ世話役・木原明美さん)
楽しかったら、本を好きになってくれると思うので。
何より、子どもたちに本を好きになってほしいので活動を始めた。その思いは、子どもたちに伝わっているようです。
(5年生・村山瑛奏さん)
本には色々なことが書かれていて、たくさん知ることができるので、そういうところが好き。(ともだちくらぶメンバー)
コレおばちゃんが大好きな本なんだけどね。こうした取り組みは校外からも注目されていて、今年2月には薩摩川内市から表彰もされました。
(メンバー・田中康代さん)
一冊の本との出会いが、将来自分を救ってくれたり、何かを乗り越えるきっかけになったり。
そういう出会いになってくれたら。(6年生・長野円香さん)
ミステリーは謎を解いてスッキリしたり、恋愛ではキュンしたりするときが楽しいです。(5年生・岩川修太朗さん)
知らない本も読んでみようと思う。(5年生・村山瑛奏さん)
自分が知らない本を読んでもらった時に、そういう本もあるのかと知ることができる。感情が豊かになるなどの効果が期待される、絵本の読み聞かせ。
「子どもの未来」という物語は、始まったばかりです。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
