NPO法人 いっしょき宮脇の未来ノート
絆を深めて 明るい未来を切り開く NPO法人 いっしょき宮脇
夜明け前の南九州市頴娃町。
たくさんの果物や野菜が運ばれてきましたよ。
「頴娃のピーマンです。地元のきのう採れたてでした。」
中を覗くと、こちらでは地域のお母さんたちが料理の真っ最中。
いったい何が始まるのでしょうか?
今回、未来への思いをつづるのは、「NPO法人 いっしょき宮脇」の皆さん。
南九州市頴娃町、宮脇地区。
かつては旧頴娃町の中心部として栄えていました。
(NPO法人 いっしょき宮脇 代表理事・佐藤留美子さん)
もう、宮脇がだんだん人口減になっていて、どうしたら良いんだろうかということで。住民同士で話し合いを重ねた結果、まずは、人と人とのつながりを深めようと、キス釣り大会や商店街でのワークショップを始めることに。
その活動の中心になっているのが、「いっしょき宮脇」のメンバーなんです。
毎月1回開かれる「朝市」もそんな取り組みのひとつ。
メンバーが育てた野菜は大評判で、点在している町の人たちが一堂に集まるようになったんです。
弾む会話に場が和みます。
そして、屋内では「みんなの食堂」がオープン。
ご飯とお味噌汁、そしてメンバー手作りのおかずがついて、何と100円。
しかも、子どもは無料なんです。みんなで一緒に食べる朝ご飯。
自然と交流が深まります。
まさに狙い通り。
(NPO法人 いっしょき宮脇 代表理事・佐藤留美子さん)
みんながここに居て、楽しく、ずっと暮らしたい地域になっていけば。過疎に悩む町が、住民の絆で変わろうとしています。
みんな一体となって、地域の明るい未来を切り開いているんですね。
「NPO法人 いっしょき宮脇」の皆さんがつづる未来への思いは。
「宮脇っのしが、子どんからおせなしじゅっ、ずるっいっじぇんかんじぇん集まいがなっとこいにせっじど!」
(宮脇みんなが集う居間”に、子どもからお年寄りまで、みんないつでも集える「場」を作り続けるぞ!)

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
