喜入マナビバプロジェクト つわぶきの未来ノート
中高生発!地元で学べる場を 喜入マナビバプロジェクト つわぶき
子どもからお年寄りまで、幅広い年代の方々が一堂に。
鹿児島市喜入町では、定期的に勉強会やレクリエーションが開かれています。
驚くのは、この会の主催者。
この会を運営しているのは、地元、喜入の中高生なんです。
今回、未来への思いをつづるのは、「喜入(きいれ)マナビバプロジェクト つわぶき」の皆さん。
【喜入マナビバプロジェクト つわぶき 代表・東琴乃さん(高3)】
喜入って、勉強の場がなくて。
そういう場を作りたいなと。「自分たちだけの自習室がほしい」
そんな思いで、定期試験前になるといろんな施設を借りながら、みんなで勉強する場を設けてきました。そうするうちに、カルチャースクールのように自分たちや地域の人たちが学べる場に発展。
多彩な内容の教室を開くようになりました。
今では、大勢の参加者や講師が集まるようになったんです。
【喜入マナビバプロジェクト つわぶき 会長・山下みことさん(高2)】
ずっと自分の中で何かをやってみたいという気持ちはあったんですが、なかなか行動に移す機会がなくて。
こういう機会があったので入ってみようって。
この日、学びの場には年配の女性の姿も。
代表の東さんが教えていたのは、得意の「現代版のしめ縄作り」。
【参加者】
楽しかった!実は東さんはこの春、高校を卒業し、鹿児島を離れることが決まっています。
【喜入マナビバプロジェクト つわぶき 代表・東琴乃さん(高3)】
後輩には、地域の方たちの需要に合った活動をしてほしいなとすごく思っていて。
喜入のあたたかさを継続していけるような形にしていってほしいなと思っています。旧喜入町の花「つわぶき」。
花言葉は、「困難に負けない」。その言葉を胸に、活動は後輩へと引き継がれていきます。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
