縄文の森をつくろう会の未来ノート
ふるさとを自然豊かな風景に戻したい 縄文の森をつくろう会
指宿市宮ヶ浜駅そばの海岸道路。
かつては、松林が続く風光明媚な場所でした。
美しい景観作りをうたう「かごしま風景街道」の一部でもあるんですが・・・。
(縄文の森をつくろう会のメンバー・小園成美さん)
台風や松くい虫の被害で、大半の松が枯れて消えてしまった。
以前の景色を取り戻し、未来に残したい。
そんな思いから、木を植え始めたグループがいました。
今回、未来への思いをつづるのは、「縄文の森をつくろう会」の皆さん。
「ふるさとをかつての自然豊かな風景に戻す!」
そんな思いから、子どもたちと一緒に環境保全活動をしているんです。
この日は、1.3キロにわたり、70本もの松の苗木を植えることにしました。
自主的にボランティアで参加した、指宿商業高校の生徒たちも一緒です。
(縄文の森をつくろう会のメンバー)
海側の方に苗を置いて、松寄りに土を入れて、1回踏んでね。
(参加した高校生)
松の木って成長早いんですか?
(縄文の森をつくろう会のメンバー)
勢いがついたら、5年目ぐらいからどんどん大きくなる。
生徒たちとの何気ない会話からも、木や自然に関する話が広がります。
未来を担う若い世代に、もっと地元や自然について知って欲しい。
そのことも、今回高校生と一緒に植樹をした目的です。
(参加した高校生)
木を植えたりとか、地域の人たちと関われて楽しかったです。
(参加した高校生)
将来、成人式とかで帰ってきたとき、植えた松がもっと大きくなってたらいいな。
(植樹担当・上野秀一さん)
ふるさとを大切に思う気持ちが湧いて、指宿は発展するんじゃないかなと思っております。
子供たちの手によって植えられた70本の松。
やがて共に成長し、地元指宿を支える大事な存在になっていく事でしょう。
OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
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