モノモノコウカンプロジェクトの未来ノート
物々交換で子育て支援 モノモノコウカンプロジェクト
「交換しますか?」
交換?いったい何と交換したんでしょうか?
「(洋服を)本に交換しました。」
今回、未来への思いをつづるのは「モノモノコウカンプロジェクト」のみなさん。
その名の通り「物々交換」の場所を提供するボランティア団体です。鹿屋市で開かれたイベント「おおすみハナマルシェ」。
大勢の親子連れで賑わっていたのが、「モノモノコウカンプロジェクト」のブースです。プロジェクトメンバーが来場者の持ち込んだ品物をチェックして、その数をカードに記入。
その点数分、他の「モノ」に交換出来るシステムです。ブースには、各家庭から持ち込まれた「モノ」がズラリ。
その数、およそ1500点!来場者
「子どもの入らなくなった洋服と今に合ったサイズのモノと交換した。」モノモノコウカンプロジェクト 田中慶悟事務局長
「子育て支援がしたいというのと、もったいないと思う気持ちが強くて始めました。」志布志市役所職員の田中さんが、2016年にスタートしたこのプロジェクト。
SNSなどで評判となり、県内各地から多くの人たちが訪れるまでになりました。モノモノコウカンプロジェクト 田中慶悟事務局長
「世の中にはまだ使えるのに捨てられていくものがたくさんあると思うので、そういったモノを『ほしい』『使いたい』という人たちにつないでいく懸け橋になれたらと思っています。」あなたの「もったいない」が誰かの宝物になる。
一旦役目を終えた「モノ」が違う人たちの手に渡って、未来へと受け継がれていきます。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
