人と猫に優しい街づくり NPO法人あんじゅりあん
ご飯に夢中の猫たち。
実はここ、保護猫のシェルターなんです。-
今回、未来への思いをつづるのは「NPO法人あんじゅりあん」のみなさん。
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人も猫も共に暮らす優しい街づくりを目指している「あんじゅりあん」。
一軒家をまるごと使ったシェルターには、約100匹の猫たちが保護されています。 -
NPO法人あんじゅりあん 愛玩動物飼養管理士 東 勢津子さん
「今は3人体制で24時間シフトを組んで、強制給餌だったりお水だったり苦しい変化がないかとか、ずっと起きて交代で見てます。」 -
「あんじゅりあん」が取り組むのは、災害や多頭飼育崩壊で引き取り手がいない猫のレスキュー。
そして病気やケガなどで体が不自由になった猫の保護です。 -
NPO法人あんじゅりあん 愛玩動物飼養管理士 東 勢津子さん
「(猫を)蚊とかハエとかと同じようにしか思えない人もいると思う。でも私にとって(自分の)命と同じくらい大切。」 -
猫たちの健康管理のために、ほぼ毎日通っているのが動物病院です。
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紫原動物病院 高橋宏幸院長
「あんじゅりあんのおかげで救われている命がたくさんあると思いますので、それに手を貸して頂いている。」 -
活動のひとつに、動物管理センターから引き取った猫たちと新しい家族とのマッチングがあります。
その主な譲渡先は、神奈川県です。 -
NPO法人あんじゅりあん 平田昇理事長
「まだ環境が整っていない鹿児島で譲渡するんだったら、先に進んでいる首都圏で譲渡できるのが一番早いかなというので、こっちの猫を空輸して譲渡しています。」 -
「あんじゅりあん」が里親に引き渡した猫たちは、昨年度だけで約80匹に。
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こうした活動は鹿児島市が掲げる「猫殺処分ゼロ」に貢献したとして、先月、動物愛護推進員に認定されました。
長年、猫たちの命を未来につないできた活動が認められたんですね。
OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について