NPO法人 若者・留学生サポートステーション響
車の中に積まれていたのは、大量のランドセル。
いったいこれから何が始まるのでしょう。-
今回、未来への思いをつづるのは「NPO法人 若者・留学生サポートステーション響」のみなさん。
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鹿児島に住む留学生の支援をしているこちらのグループ。
これまで、外国人と日本人の交流イベントや、日本語教室などを開催してきました。 -
するとある日、気になることを耳にしたのです。
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ボランティアスタッフ 内藤 眞希子さん
「外国籍のお母さんと話していたときに、『ランドセルって高いわよね』と。」 -
そこで生まれたのが、ランドセル スマイルリレープロジェクト。
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鹿児島をはじめ日本全国に住む外国籍の子どもたちへ、中古のランドセルを送る活動です。
この2年間で、約850個も届けました。 -
ランドセルは、すべて無償で寄せられたもの。
ボランティアの手によって、一つ一つ隅々まできれいにされていきます。
作業をする人の中には、マレーシアから来た留学生の姿も。 -
マレーシアから鹿大に留学中 ムハッマド・ナジフさん
「新しいの買ったら高いです。安くても5万円ぐらいかなと思うので、ほんとに助かります。」 -
鹿児島をはじめ全国各地で生活する子どもたちが、笑顔で学校に通ってほしい―。
そう願いながら手入れをしたランドセルは、新品のようにピカピカに。 -
壊れたり、汚れが残ったりしていないか最終チェック。新しい持ち主の元へ無償で届けていきます。文房具を添えて。
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ボランティアスタッフ 内藤 眞希子さん
「ランドセルを届け続けたい。日本の方にも供給できたら良いなと考えておりますし、海外に住んでいらっしゃる方にもお届けできれば。」
OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について