農業を通してつながりたい アスノタネ。
冬。
桜島大根の季節です。-
収穫しているのは、農家の方・・・ではなく、なんと大学生。
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今回、未来への思いをつづるのは「アスノタネ。」のみなさん。
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桜島の麓にある大根畑。
この地で生まれ育った、農家 村山さんの畑です。 -
収穫を手伝っているのが、鹿児島大学の学生中心のグループ「アスノタネ。」のメンバー
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“農業を通して、人と人をつなげよう”
そんな思いで3年前、大山さんと友人で活動を始めました。 -
鹿児島大学4年 大山 承太郎さん
「どんどん人が交流をしていって、明日につながる何かがここで生まれたらいいなと『アスノタネ。』という活動を始めた。」 -
若い人たちが気軽に農業に触れるきっかけになっているアスノタネ。
その背景には、深刻な人手不足の問題があります。 -
ファームランド櫻島 村山 利清さん
「私が20代の頃は後継者が130人くらいいた。それが今、20代は1人か2人。来てくれること自体が我々にしてはありがたい。感謝している。」 -
メンバーの一人、木村さん。
宮崎出身で、実家は農業です。 -
活動を通して、将来の考えが変わってきたと言います。
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鹿児島大学2年 木村 亘陽さん
「こっちに来るまでは継ぐ気はなかったんですけど、してみて楽しいなと思ったので、いずれ継げればいいなと思います。」 -
メンバーがまいた、小さな種。
いつか大きな実を結ぶ日が来ることでしょう。
OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について