あらしゃげ会
「八月踊り」
太鼓のリズムに合わせて男女が歌って踊る奄美大島の伝統芸能です。
今回、未来への思いを綴るのは「あらしゃげ会」の皆さん。
旧暦の8 月、豊作を祝い、奄美群島の各集落で踊られている「八月踊り」。
あらしゃげ会は、八月踊りを知らない世代が多い名瀬の中心街で活動しています。
代表 築地理昇さん
「(郊外の)町内会には踊りはある。中心市街地には踊りがない。
『八月踊り』を知らない方、若い世代に(八月踊りの)魅力と楽しさを知ってほしい」
2011 年、商店街の若手メンバーでスタートした「あらしゃげ会」。
現在、20 代から70 代の男女40 人ほどで月2 回練習を行い、祝い事や歓迎セレモニーなどで八月踊りを披露しています。
この日の会場は、名瀬のホテルで開かれた宴会です。
島唄を歌いながら輪になって踊る「八月踊り」。
指笛を鳴らして踊るのは、入会したばかりのメンバーです。
新人メンバー 朝木一仁さん
「楽しんでやるのが一番。(あらしゃげ会に)入って良かった。
『八月踊り』を絶やしたらいけない」
「八月踊り」の醍醐味は、踊っていく中でテンポが徐々に速くなっていく “あらしゃげ”です。
そして、しめくくりは「六調」、参加者も一緒になって踊ります。
代表 築地理昇さん
「『八月踊り』は集落の中でも継承がむずかしい部分もある。若い人が(八月踊りを)見てやってみたいと思う人がいれば。島のために八月踊りを継承していく」
OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について














