NPO法人日本子どもと伝承遊び学会の未来ノート
昔遊びの文化と魅力を未来へ継承 NPO法人日本子どもと伝承遊び学会
「おもちゃのチャチャチャ!おもちゃのチャチャチャ! チャチャチャおもちゃのチャチャチャ!」
童謡を歌い楽しむ子どもたち。
実は、これ、昔の遊びを伝える活動の一コマなんです。今回、未来への思いを綴るのは、NPO法人 日本子どもと伝承遊び学会の皆さん。
お手玉、けん玉、独楽などに代表される「伝承遊び」。
この学会では、古くから子どもたちに親しまれてきた「伝承遊び」の調査と研究、そして普及活動に取り組んでいます。「ほい!きたー。 ほれ、飛んだー」
この日は、姶良市の図書館で、折り紙を使った「伝承遊び」の普及活動です。
教えているのは、子どもの文化と遊びを研究して 40 年!
鹿児島大学名誉教授の山本清洋(きよひろ)さん。
会長 山本清洋さん(鹿児島大学名誉教授)
「子どもは、自らの考えで 遊びの世界を作っていくんですね。子どもの文化を多く持っているのが、伝承遊び。 伝承遊びがいかに素晴らしいかということを、知って頂きたい」時代と共に継承が難しくなっている「伝承遊び」ですが、感受性を育むなど、子どもの成長・発達を促す効果が期待できると言います。
小学生の参加者
「楽しかった! お家で折り紙で工作したい!」親子での参加者
「簡単なんだけど、奥が深いと思いました。 家でも折り紙があればすぐ出来そうなので、ぜひ取り入れたいと思います」図書館と講座 学会の本部がある姶良市で始まった「伝承遊び」の講座について、山本さんは?
会長 山本清洋さん(鹿児島大学名誉教授)
「伝承遊びを子ども時代にやっているということは、 科学・芸術・人間の発展に繋がっていきます。 全国の仲間と広めていきたいなあと思ってます」

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
