あまみ紬人の未来ノート
島唄の伝統を背負って 今を盛り上げる!! NPO法人 あまみ紬人
皆さんが楽しそうに歌い、踊っているのは、奄美の唄と踊りです。
伝統の文化を島ではなく、本土で伝え続けているグループがありました。今回、未来への思いをつづるのは「NPO法人あまみ紬人(つむぎんちゅ)」の皆さん。
奄美大島は大和村出身の麓さん率いる、あまみ紬人。
20年ほど前から活動を始め、これまで、公民館などでの講座や大型観光船のお見送り、お祭りの出演などで伝統をつむいできました。
活動を始めたキッカケは、中学時代から習ってきた島唄を人前で披露したことでした。
代表 麓和幸さん
「島の人が、島に帰れないからうれしいという言葉と、鹿児島の人も何かわからないけど懐かしいのよねって喜んでくれたり、涙流してくれたりとかいうのを見て、もしかしたら島唄で人生の 先輩方に恩返しが出来るんじゃないかなぁって」人生の先輩方へ恩返しをするため、この日は 島唄と島踊りの自主学習グループで 先生を務めます。
およそ半分の生徒さんが、奄美群島の出身です。徳之島出身の女性
「94歳!昔を思い出して楽しいよ!」奄美大島出身の女性
「疲れないかな~と心配してたけど、練習後は飛び跳ねて帰ります」大阪出身の女性
「先生がものすごく楽しい方で。私、家族を介護しているんですけど、へこんでいてもいつも救われています」
代表 麓和幸さん
「笑顔の中で、楽しみの中で、踊りの中で。
島唄で、昔の何かを思い出してほしい。昔を思い出して貰えるようなチームになれればなと」

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
