まちづくり舞鶴隊の未来ノート
ゴミ拾いと防犯活動で街へ恩返し まちづくり舞鶴隊
ここは、駅の駐輪場。
そこに、自転車を1台1台確認している人たちがいます。
「鍵が付けっぱなしなので。施錠されていないです。」
「チェック表を取り付けたので、これでいい。よし。」
今回、未来への思いを綴るのは「まちづくり舞鶴隊」の皆さんです。
霧島市国分中央にある、第一工科大学。
「まちづくり舞鶴隊」は、ここに通う学生が20年前に立ち上げたボランティアサークルです。隊長上村 美初さん・第一工科大4年
「ゴミ拾い清掃活動と、国分駅での自転車の防犯チェックをしています。」この日は、月に1度の活動日。
ゴミ拾いをしながら、最寄り駅の駐輪場へ向かいます。
活動には、地元の警察官も協力してくれているんです。時には、こんな会話も。
警察官「4年生だったよね?」
上村さん「活動は今年まで。」
警察官「就職は?」
上村さん「もう、決まっています!」
警察官「良かったね。」駅の駐輪場では、施錠されていない自転車に注意を呼び掛けるチェックシートを取り付けます。
メンバー 石井 遼哉さん・第一工科大2年
「防犯確認はここにあるやつ全部なので、台数的には150台くらいは超えるんじゃないかなと思います。」こうした彼らの地道な防犯活動は街でも認知され、毎年、学校を卒業する隊員たちには、市から感謝状が贈られています。
隊長上村 美初さん・第一工科大4年
「みんなで周ることによって、人の目を増やせるとかそういうところで、少しでも防犯の意識が高まるのかなという意味では、街の役に立っているのかなというのは思います。」
メンバー 白木川拓巳さん・第一工科大2年
「ゴミがある街だと治安が良くないと思っているので、自分は。このまま維持をし続ければ、結果的に街の治安が良くなっていくのかなというのは、とても感じていますね。」

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
