チームちむどんの未来ノート
ふるさとの歴史と誇りを舞台劇で表現 チームちむどん
「スイ ハァーイヤササ スイ」
音楽に合わせ歌い踊るのは、伊佐市で活動する劇団員です。今回、未来への思いを綴るのは「チームちむどん」 の皆さん。
チームちむどんは「セリフ」「音楽」「舞踊」で構成される、沖縄の伝統芸能「組踊(くみおどり)」を現代風にアレンジした、組踊集団です。
世話役 前田 健二さん
「高校生を沖縄に連れて行くという伊佐市の事業がありまして、 その時に、現代版組踊の肝高の阿麻和利という公演を見させていただきました。
見た高校生が、帰ってきてから、自分たちもやってみたいと。」胸の高まりを表す沖縄の方言「ちむどん」をチーム名に、2014 年に結成。
指導をサポートする國玉 咲笑(くにたま さきえ)さんは、結成当時のメンバーです。
OG 國玉 咲笑さん
「中高生の子たちが舞台でキラキラ輝いてるのを見て、同じような感動を伊佐のみなさんに届けたいなあという。」感動の舞台を目指し、沖縄から指導者を招いて稽古すること 3 年。
2017 年から披露してるのが、現代版組踊「鬼武蔵~TADAMOTO忠元(ただもと)」。
戦国時代の伊佐の武将で、島津家屈指の家臣「新納 忠元(にいろ ただもと)」の志を描いた物語です。「鬼武蔵」新納忠元役 三重優仁(ゆうと) さん・大ロ高校3年
「伊佐に生まれて、この活動に巡りあえて、 新納忠元という人がいてくれたおかげで、 自分にとって凄いプラスになっているので、奇跡というか、凄くそういうものを感じています。」
世話役 前田 健二 さん
「自分のふるさとって凄いところなんだと、 よそに行っても言えるような子どもたちが育ってきて、10 年前に種をまいたのが芽を出して、少しずつ花を咲かせているかなと思っています。」郷土の歴史と誇りを学び、その思いを表現する舞台。
公演は、今月 22 日です。
現代版組踊「鬼武蔵~TADAMOTO忠元」
12月22日(日)
伊佐市文化会館

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
