八幡こどもプロジェクトチームの未来ノート
八幡こどもプロジェクトチーム
「ゴミ拾うか。」
夏休みのある日、街中のゴミ拾いを始めた子どもたち。
実は皆さん、PTAや町内会などと対等な立場で、まちづくりの提案を行っているグループなんです。
「吸い殻多いね。」今回、未来への思いをつづるのは 「八幡こどもプロジェクトチーム」の皆さん。
鹿児島市八幡校区に住む小中学生によるグループ、八幡こどもプロジェクトチーム。略して、YKP(ワイケイピー)。
結成には、子どもたちのこんな思いがありました。
メンバー
「自分たちで、この地域をより良くしていきたい。」メンバー
「地域のためになれば良いな、と思って。」そのための活動の1つが、現地調査。
この日は、5チームに分かれ、校区内の道路や公園の設備などで、改善すべき所が無いかを調べます。
それは、トイレの中まで。
「ライトは良いね、ライトは。和式しかない。」この日、子どもたちが気付いた問題点には、こんなことが。
問題点① 公園に小さい遊具しかない
問題点② 信号がない場所が多い
問題点③ 街頭が少なくて怖い
これらの意見は、地域の大人や自治体に要望として伝えられ、改善されていくのです。八幡こどもプロジェクトチーム コーディネーター・常深透さん
「子どもたちは、言いたいことをそれぞれ小学生も中学生も、みんなたくさん持っている。われわれ大人が、できるだけ口を出さず、子どもたちが言いたいことを表現できる場を。」活動を続けていくうちに、地域に足りないものも見えてきました。
このチームを立ち上げた 三重駿会長(中3)
「誰もが楽しめる公園を、作りたいと思っています。」
こどもたちが自主的に行動し、発信することで、より住みやすい町に。
地域の中心になる公園を作る夢に向けて、 活動は続きます。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
