NPO法人いずみ観光牛車会の未来ノート
観光用牛車で出水の魅力を未来へ NPO法人いずみ観光牛車会
「この道は、仮屋馬場という道になります。 400 年、当時のままなんです。」
ここは、出水市の武家屋敷群。
語り部と観光客が乗っているのは、牛が曳く観光用の牛車(ぎっしゃ)です。
今回、未来への思いを綴るのは「NPO 法人いずみ観光牛車(ぎっしゃ)会」の皆さん。
日本遺産に認定されている、出水麓の武家屋敷群を巡る観光牛車。
鹿児島黒牛が曳く観光牛車は、全国でもここだけです。
九州新幹線が開業した、2004年に発足!
出水の観光ツールとして活動しています。理事長 茂原真琴さん
「歩いて回るよりも一段高い目線から、武家屋敷の歴史を見てお話してるんですけど、 面白かったと言って、 リピーターの人も増えてきていますね。」観光客
「ゆっくりした、そういう雰囲気。」
「牛歩、ゆっくりで楽しかったですね。」人気の観光牛車ですが、一方で課題も。
スタッフは市民30人ほどのボランティアで、その平均年齢は、65歳と高齢化しています。
そこで、去年から学生ボランティアプロジェクトを始動。
地元の高校生に、牛車の運行・観光案内のノウハウを教え、期間限定で活動しています。濵田樹里さん(出水高校1年)
「牛車のガイドでしか知れない出水の魅力ってあると思うので、 聞いて良かったなあって思って貰えるような内容を伝えられたら、いいなあ。」
前田健太朗さん(出水高校3年)
「凄い良い活動だと思いますし、 後輩に伝えていくのもですし、 大人になった時とかも参加出来たら良いなと思います。」理事長 茂原真琴さん
「若い人はものすごく素晴らしい感性を持ってらっしゃいますし、 これ以上のまた、観光産業として発展させて貰えればいいかなあと思っています。」
観光牛車(ぎっしゃ)が始まって20年!
高校生の参加で、出水の観光がより一層盛り上がっていくことでしょう。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
