ゆるりるの未来ノート
自立できる未来をサポートする取り組み ゆるりる
「脇から生える草を、根っこから取って。」
草取りに精を出す人たち。
そこには、子どもの姿も。
「たっくんが言ってくれたおかげで、貴重な体験ができたからね。」
今回、未来への思いを綴るのは「ゆるりる」の皆さんです。
学校に行かないことを選んだ子どもちの、ワクワクする居場所作りに取り組んでいる「ゆるりる」。
現在、月に2回活動をしています。
代表・末永智美さん
「社会との繋がりを保つきっかけになったらいいな、と思って。それが目的ですね。」
取り組みの特長は、子どもたちの“やってみたい”を形にすること。
これまでに、料理や畑作業などにも挑戦してきました。
もちろん、“田んぼ”での活動もその一つ。代表・末永智美さん
「子どもたちが、田んぼをやってみたいなと、つぶやいていた声を拾って、地域の皆さんのご協力もあったので、それを形にした。」
参加児童・荒木逞杜(たくと)さん
「思っていたより、3倍以上キツかった。」
それでも、興味がある活動ということもあって、子どもたちには、自然と責任感が生まれてきたようです。
保護者・荒木香瑠さん
「子どもが、稲の成長を見るのが楽しみになってきているので、タニシに食べられてないかなとか、水が枯れてないかとかが気になっちゃって。やっぱり、毎回来ちゃうようになった。」
代表・末永智美さん
「経験をいっぱいしてほしくて。その経験の中から学ぶことがいっぱいあるので、まあいいか、って気持ちになれたら、ちょっとラクに生きていけるのかなって。」

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
