川内川上流漁業協同組合の未来ノート
川内川上流漁業協同組合
(子ども達)
かわいい。かわいいよ。子どもたちが放流しているのは、おさかな。
そう、鮎の稚魚を川に放していたんです。
(子ども達)
早っ!凄く早い!今回、未来への思いをつづるのは「川内川上流漁業協同組合」の皆さん。
鹿児島県の北西部を流れる一級河川「川内川」。
その支流「羽月川(はつきがわ)」近くに、メンバーの姿がありました。
この日は、地元、大口小学校の子どもたちに、川の事を知ってもらおうと、集まりました。
実は、川の漁協には、こんな決まりがあるんです。
(メンバー)
魚を捕るんだったら、魚を増やす努力もしないといけない。
そういう風になっています。メンバーたちは、魚の住む環境を整えるため、川の清掃や稚魚の放流など、環境保全活動を進めてきました。
まずは、川がどんな状態なのかを知ってもらおうと、子どもたちと一緒に清掃活動。
すると、川はゴミだらけ。
中には、こんなものまで。
(参加した子ども)
なんでみんなこういう所に捨てるのかなぁ。
(参加した子ども)
ごみがたくさん。
みんなポイ捨てしてるんだなと 。タイヤとかあって びっくりした。川をきれいにした後は、鮎の放流です。
こうやって「資源」を保っているんですね。
この日メンバーが用意した稚魚は、およそ4500匹。
子どもたちと同じように、この伊佐市大口で育っていきます。
(大口小学校 山野佑也先生)
大口、伊佐の魅力について学習しているので、いいなあと思います。(代表理事組合長 山田満さん)
川を汚してはいけないなと、子どもたちに勉強して欲しいなと思います。地元の川が綺麗で、いつまでも魚や生きものが育つ環境であって欲しい。
そんなメンバーの思いは、しっかりと子どもたちの心に届いたようです。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
