霧島食育研究会の未来ノート
食を思う文化を伝えていきたい 霧島食育研究会
今回、未来への思いをつづるのは「NPO法人 霧島食育研究会」のみなさん。
理事長 千葉 しのぶさん
「そばのつなぎに山芋を使うのは、元々は小麦粉を使っていたのですが、鹿児島に小麦が少なかったこともあり山芋を使ったようです。」郷土料理の教室などを開く、霧島食育研究会。
料理の手順はもちろん、鹿児島の食文化を伝える活動を続けています。こんにゃく芋でこんにゃくを作り、むかごはかき揚げに。
素材を活かした料理方法を提案します。理事長 千葉 しのぶさん
「地元のものをおいしく作る技が、途絶えているなという気がします。なので、簡単に作れる作り方とかをどんどんお伝えしていきたい。」この日の生徒さんは経験豊富なベテラン主婦ばかりですが、
この教室で初めて知る郷土料理も少なくないそうです。参加した生徒
「いままで むかごは捨てていましたが、かき揚げは良かったです。知らない料理でした。むかしの親の姿を思い出しながらやっています。」さあ出来上がりました。
かぶのゆず漬けにニラの即席漬け。
このほか、鹿児島のお野菜がいっぱいです。
おいしそ~地域の食材を地元でおいしくいただきます。
理事長 千葉 しのぶさん
「100年先の子供たちが、鹿児島の郷土料理をおいしいと思えるように。そういった気風をつくっていければ。」

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
