高田三世代塾の未来ノート
ふるさとの魅力を子どもたちに伝える 高田三世代塾
(高齢者)
もうちょっと下から。(児童)
採れたー。稲刈り、楽しそうですねー。
それもそのはず!
ここは、子どもたちが一生懸命田植えをした田んぼ。
しっかり穂が実りました。
今回、未来への思いを綴るのは、「高田(たかた)三世代塾」の皆さん。
南九州市川辺町高田(たかた)地区。
名水百選の豊かな水に恵まれた所です。
コメや野菜づくり、伝統芸能など、地域の魅力をおじいちゃん、おばあちゃんから親、そして、子どもの三世代に渡って伝えています。
(顧問 有村光雄さん)
地域の子どもは宝ということで、 守って行こうということで、やりだしたことですよね。
ここにある財産・資源を、一緒に引き継いでいける。(高齢者)
こうしてねじって。参加したのは、高田小学校の児童たち。
長い間、農業を続けてきたお年寄りから、稲刈りのコツを教えて貰います。
(大渡将栄さん・高田小3年)
カマで稲を切るのが楽しい(平井悠貴さん・高田小5年)
昔の人と同じ苦労ができるのが貴重なので、 この体験を伝えていきたいです。稲刈りについて学ぶのは、子どもたちだけではありません。
(親世代の参加者)
先輩たちがやっていることを真似て、いろいろ聞いて学んでいる途中です。子どもからお年寄りまで、三世代が一緒に体験する活動。
地域の気風づくりと活性化に貢献していると、2014 年、文部科学大臣から表彰を受けました。
(顧問 有村光雄さん)
ここに、一人でも二人でも残ってくれる子どもを 育てたいというのが、本音ですよね。
そのために続けていかないと・・
みんなで収穫したお米は、小学校で開かれる収穫祭で、地域の人たちに振る舞われます。

OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について
