志布志淑女会の未来ノート
昔の体験と志布志の文化を語り継ぐ 志布志淑女会
次々と建物の中に入っていく女性たち。
中を覗いてみると、意外な格好にびっくり!
何を始めるつもりなんでしょう。
今回、未来への思いをつづるのは「志布志淑女会」の皆さん。
8年前に出版された、1冊の本。
志布志に住む女性たちによる戦争体験記です。
この本を書き、まとめたのが志布志淑女会の皆さんです。
〈会長 本村多可子さん(86歳)〉
どうしても次の世代に伝えておかなければ。
私たちはその時に生まれたんだから、それを背負って生きてきたのはやっぱり宿命だったと思うんですよね。
〈メンバー 大廻房子さん(65歳)〉
私達は全然戦争を知らないけれども、記録として残していかないといけない。
語り継いでいかないといけない。
伝え、残していくのは、戦争体験だけではありません。
「志布志の方言」もそのひとつ。
親しみやすく挿し絵を入れた本にして、子どもたちに語り継いできました。
方言をより楽しく伝えようと、いま取り組んでいるのが…
「どんぶらこどんぶらこっち流れっ来たとか?」
「はいじゃっとぉ。」
志布志弁を使ったお芝居です。
その演目は…
「みなさーん。僕が桃太郎です。」
方言劇「爆笑 桃太郎」。
手作りの衣装に身を包み、来月の公演に向けて稽古に励んでいます。
〈会長 本村多可子さん〉
方言も志布志の文化ですから、これからもやっぱり志布志の言葉として伝えていって欲しいなと思いますね。
戦争体験をはじめ、志布志の文化や芸能を伝え続けているメンバーたち。
その行動は、地域の未来を担う子どもたちの糧となる事でしょう。
OA 毎週水曜 22時54分~23時00分
番組について














