「チーターぐらい速い」子どもたちも驚いた マスターズ陸上世界3位の"先生ママ"とは【鹿児島】
2026年10月20日(火) 14:00
午後8時半からの1時間が、すべて

母親・学校職員・アスリート「3足のわらじ」で活躍する東郷さん
仕事を終えると東郷さんは毎日、保育園へ2歳の次男・緒李ちゃんを迎えに行く。次男が生まれたのは2年前のこと。驚くことに、東郷さんはその2カ月後にはトレーニングを再開していた。
母親業、学校の先生、そしてアスリート。目まぐるしい毎日の中で、練習に使える時間は、家事と子どもの世話がすべて終わった午後8時半以降だ。陸上競技場が閉まるまでの1時間ほどしかない。それでも東郷さんは、その限られた時間を大切にしながら走り続けている。
「気持ち良くて、嫌なことやストレスが発散できるので、すぐ走りに行きたいといつも思っている」
走ることは東郷さんにとって、ただの競技ではなく、日々の生活を支える営みそのものでもある。
次の目標は「世界で金メダル」

トレーニングに励む東郷さん
記録について聞くと、東郷さんはこう話す。「大人になってからもそんなに記録も変わらない。変わっても0.5秒とか1秒は変わっていないです。まだ」。その言葉には、まだ伸びしろがあるという静かな自信がにじんでいる。
同世代との戦いにはもちろん強い気持ちを持っているが、視野はさらに広い。「鹿児島のマスターズに私より若い子もいるが、同じくらいで走りたい」と話し、こう続けた。
「まずは楽しく走るということ、目標としてはやはり金メダルが欲しいと思う」
どの舞台で、と問われると、答えは迷いなく「世界です」。
支えてくれる家族、学校の仲間たち、そして地域の人々への恩返しを胸に、東郷博乃さんは今日もトラックへ向かう。
















































































































