池田湖に観光遊覧船が就航へ 「イッシーに会えるかも」地域活性化の新たな一手【鹿児島】
2026年10月19日(月) 13:00

運航計画が進む観光遊覧船
九州最大の広さを誇る鹿児島県指宿市の池田湖で、観光遊覧船の運航計画が進んでいる。事業を手がけるのは池田湖近くに事務所を構える「川路建設」。「地域を元気にしたい」という思いから新たに運営会社を立ち上げ、年内の運航開始を目指している。
漁船を改造した「金豊龍号」、1日4便で湖を巡る

観光遊覧船「金豊龍号」は 1日4便の定期運航を計画している
運航が計画されている観光遊覧船の名は「金豊龍号」。漁船を改造したもので、定員は約60人だ。開聞岳を望む池田湖の見どころを約40分かけて巡るコースで、1日4便の定期運航を予定している。
現在、九州運輸局に営業許可を申請中で、許可が下り次第、年内にも運航を開始したい考えだ。
「最近ちょっと寂しくなってきた」 社長の思いが事業の原点

川路建設・川路洋人社長
川路建設・川路洋人社長は事業を始めた動機をこう語る。
「売店がなくなってしまったり、ご飯を食べるところがなくなってしまったり、最近ちょっと寂しくなってきた。『池田湖周辺をなんとか盛り上げたい』『元気になってほしい』という気持ちでこの事業を始める」
池田湖の湖畔では近年、人気カフェやトイレなどの整備も進んでいる。賑わいが戻りつつある一方で、かつての観光施設が姿を消したことへの寂しさが、この遊覧船計画の原点にある。
「見る観光地」から「体験できる観光地」へ

指宿市観光課・牛込親正さん
指宿市観光課の牛込親正さんも、この取り組みに期待を寄せる。
「『見る観光地』というところから体験などを通じて楽しめるような観光地に生まれ変わってほしいと考えている。協力できるところは協力して、支えていきたい」
地域資源を生かした観光遊覧船が、指宿市の新たな観光振興の柱になることを市としても後押しする姿勢だ。
イッシーとの遭遇も? 池田湖ならではの楽しみ

観光遊覧船「金豊龍号」
池田湖といえば、謎の巨大生物「イッシー」の目撃談で知られる湖でもある。遊覧船で湖面を巡るなかで、もしかしたらその姿に出会えるかもしれないーーそんなロマンも、この体験型観光の魅力のひとつといえるだろう。
地域への愛着から生まれたこの計画が、池田湖に新たな賑わいをもたらす日は近い。
















































































































